近年、地酒ブームと言われるが、日本酒の消費量はなだらかに下降している。 ビールやワインなど他のアルコールが飲まれるようになってからだろうか。しかし新潟の酒は毎年5%程度伸び続け、いまだその人気を保っている。「越乃寒梅」から「久保田」「八海山」「雪中梅」などなかなか入手できない“幻”と言われる酒も数多い。 なぜ新潟の酒は、人々に愛され、飲み続けられているのだろうか。ここではそんな不思議について考えてみた。