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- 競輪発祥と競輪場 -

  競輪は1948年(昭23)11月に小倉で初めて開催され今年で50周年を迎えます。戦後まもないスタート時は戦災復興と地方自治体の財政収益を確保のために、各地で競輪場が開設されましたが、現在は国民的娯楽として定着されたといえます。  競輪の運営にあたっては通称産業省の監督下び各種団体があり、競輪施工者、日本自転車振興会、自転車競技会、日本競輪選手会などです。

 現在、競輪場は全国(8ブロック)に50場ありますが、休止・廃止となった松本(長野)松江(島根)豊中(大阪)京都宝ヶ池(京都)札幌(北海道)神戸(兵庫)明石(兵庫)大阪中央(大阪)福岡(福岡)住之江(大阪)長崎(長崎)後楽園(東京)の13場を含めると全国に63の競技場が存在してことになります。小倉を皮切りに53年(昭和28)3月の静岡競輪場を最後に、競輪場の開設はなくなりました。ちなみに弥彦競輪場は50年(昭25)に弥彦競輪場はスタートしました。


3種類の走路で全国50の競輪場

 それでは現在50場の競輪場を紹介しましょう。

[北日本] 函館、青森、いわき平
[関東] 弥彦、前橋、宇都宮、取手、大宮、西武園、立川、京王閣
[南関東] 松戸、千葉、川崎、花月園、平塚、小田原、伊東、静岡
[中部] 豊橋、名古屋、一宮、岐阜、大垣、霞ヶ浦(四日市)松阪、富山
[近畿] 福井、大津びわこ、京都日向町、奈良、和歌山、岸和田、甲子園、西宮
[中国] 玉野、広島、防府
[四国] 高松、観音寺、小松島、松山、高知
[九州] 門司、小倉、久留米、武雄、佐世保、別府、熊本

 そして競輪場には500、400、300(通称33)バンクがあり、それぞれ一周の長さとなっています。
 次回は弥彦競輪場を中心にバンクの特徴を紹介します。


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