−最近は決勝に進出しているし、なかなか好調ですね。
松本 特別に変わったというところはないんですけど。まあ、先行して、ある程度は結果が出ている。ソコソコやれているとは思っています。
−本当に先手を取っていくレースが増えました。
松本 結構、だまし、だまし走っているんですけどね。本当に強いS級上位の選手には通用しないけど、「自分のレースができれば」というのはあります。
−決勝まで勝ち上がっていけるようになった。
松本 手応えみたいなのは、以前とほとんど変わらない。S級上位とは、まだまだ差があります。
−4月からの新制度で、大宮、京王閣と走りました。
松本 3月までA級上位だった選手とも一緒に走るわけですが、競走自体はそんなに変わらない気がする。
−A級から上がりたての若手の後ろを回るレースも増えてきました。
松本 本当のことを言うと、自分が前で戦いたい気持ちの方が強い。でも、「頑張る」と言ってくれるんで。ライン的なこともありますしね。まあ、番手回りは気楽といえば気楽ですし。
−FTでは初日特選からのスタートが多くなります。
松本 FTの場合、特選スタートといっても、8着、9着は準決勝に乗れないですから、気は抜けないですね。「勝ち上がりが厳しくなった」と言われるけど、選手みんな同じ制度で走るわけだし、深くは考えないでいます。
−話は変わって、昨年の秋にお子さんが誕生しました。
松本 10
月に生まれたんですが、やはりかわいいです。家ではもちろん子供の世話をしていますよ(笑)。子供ができて、はり合いができたというか、頑張ろうという気持ちが強くなったですね。
−さて、地元戦です。
松本 S級では小橋さん、阿部さん、諸橋君と、地元勢がすごいメンバーになりましたね。僕自身、弥彦は普段のレースができないというか、少し苦手意識があるんですけど、やはり頑張らないとです。
−地元勢との連係がありそうですね。
松本 同県の選手が後ろというのは緊張するんですが、言葉にするのは難しいんだけど、何か違った力が出せる気がする。頑張れるというか。後ろを安心して任せられる信頼感があるんで、それがプラスになるんだと思う。
−地元戦での目標は?
松本 やっぱり決勝には乗りたいですね。地元が強力ですから、みんなでいい結果が出せればと思っています。 |