小橋正義(59期・S1)


今年も関東地区の優秀選手として表彰を受けた小橋正義選手(59期・S1)。弥彦競輪場での表彰式(4月13日)のあと、表彰式や川崎記念の優勝になどについて聞きました。

 ―昨年の活躍と、長年の競輪に対する努力が評価されての表彰でした。
 小橋 名誉なことだと思います。昨年も弥彦競輪場で表彰式を行っていただいたんですが、うれしいものです。毎年、この表彰を受けられるように頑張っていきたい。

 ―たくさん集まったファンの方から、大きな声援を受けましたね。
 小橋 いつもそうですが、暖かい声援はうれしい。新潟に移籍して3年近くになりますが、どんどん声援が大きくなってきていることを実感しています。

 ―今回はサイン会も行われて、ファンの方と間近で触れ合うという機会もありましたが。
 小橋 こういう機会は本当に喜んでもらえるし、できる限り協力したいと思う。この前の平塚ダービーの時は、ゴールデンレーサー賞(4日目)に出走するメンバーのイベントが競輪場内で行われたのですが、その時も大盛り上がりでした。いろいろな面で競輪を盛り上げられたらと思っています。

 ―ところで、今回は直前の川崎記念を勝ってからの表彰式でした。
 小橋 ファンの方の前に立つ直前に記念を勝てたわけですから、タイミングがよかったというか。みなさんの反応もやはり違うと思う。

 ―その川崎記念。神山雄一郎選手きっちり抜いての優勝でした。
 小橋 今がGTを意識した調整をしているんですが、川崎記念も本当に状態がよかった。平塚ダービーと同じくらいの調子で走れたので。神山君が強かったし、流れも僕に向いた。

 ―優勝賞金700万は大きいですね。
 小橋 副賞とかで、普段の記念競輪の倍くらいの額ですからね。賞金とかの数字でしか評価されない世界だし、今後のためにも大きいですね。

 ―ところで、話題にもなっていますが、ずいぶんスリムになりました。
 小橋 だいぶ絞りました。体のバランスという意味で、どれだけ体重を減らせばいいかというのが難しいんですけど。まあ、自分の感覚で、うまく調整できていると思う。実際、今は体調がすいぶんいいですから。

 ―さて、今後ですが。
 小橋 ファンの方の前で話したあいさつ、「今後も自分らしい走りをする」がすべてですね。今年もやはりGTという大きな舞台が目標だし、昨年以上の結果を出さなければと思っています



バンクのヒーロー・バックナンバーはこちら