―昨年の活躍と、長年の競輪に対する努力が評価されての表彰でした。
小橋 名誉なことだと思います。昨年も弥彦競輪場で表彰式を行っていただいたんですが、うれしいものです。毎年、この表彰を受けられるように頑張っていきたい。
―たくさん集まったファンの方から、大きな声援を受けましたね。
小橋 いつもそうですが、暖かい声援はうれしい。新潟に移籍して3年近くになりますが、どんどん声援が大きくなってきていることを実感しています。
―今回はサイン会も行われて、ファンの方と間近で触れ合うという機会もありましたが。
小橋 こういう機会は本当に喜んでもらえるし、できる限り協力したいと思う。この前の平塚ダービーの時は、ゴールデンレーサー賞(4日目)に出走するメンバーのイベントが競輪場内で行われたのですが、その時も大盛り上がりでした。いろいろな面で競輪を盛り上げられたらと思っています。
―ところで、今回は直前の川崎記念を勝ってからの表彰式でした。
小橋 ファンの方の前に立つ直前に記念を勝てたわけですから、タイミングがよかったというか。みなさんの反応もやはり違うと思う。
―その川崎記念。神山雄一郎選手きっちり抜いての優勝でした。
小橋 今がGTを意識した調整をしているんですが、川崎記念も本当に状態がよかった。平塚ダービーと同じくらいの調子で走れたので。神山君が強かったし、流れも僕に向いた。
―優勝賞金700万は大きいですね。
小橋 副賞とかで、普段の記念競輪の倍くらいの額ですからね。賞金とかの数字でしか評価されない世界だし、今後のためにも大きいですね。
―ところで、話題にもなっていますが、ずいぶんスリムになりました。
小橋 だいぶ絞りました。体のバランスという意味で、どれだけ体重を減らせばいいかというのが難しいんですけど。まあ、自分の感覚で、うまく調整できていると思う。実際、今は体調がすいぶんいいですから。
―さて、今後ですが。
小橋 ファンの方の前で話したあいさつ、「今後も自分らしい走りをする」がすべてですね。今年もやはりGTという大きな舞台が目標だし、昨年以上の結果を出さなければと思っています
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