July 22, 2002 UP LOAD


四合郷永合小学校の現況

この資料は、現地で配布された資料と、山本・宮澤両氏が実地に見聞した情報(*印)を統合して作成しました


 当校を管轄する永合村の面積は19,000ムー(12.67平方km)、戸数は606戸で、人口は2,670人。
 *一人当たり年収は808元。

 *道路・住宅のいずれも悪いように思われる。

 永合小学校の児童生徒数は251名。教師は21名。12クラスと1「学前班」(20名)から成り、入学率は100%。
 貧困児童生徒は19名。

 現校舎の建築面積は990平方m。
 永合小学校の現校舎は33間で、1980年に建設された。
 木造煉瓦作りで、構造材には雑木が使用され、屋根はスレート瓦葺き。

 スレート瓦の風化により雨漏りが激しく、壁には多くの亀裂が走り傾いている。
 梁の折損が多数みられ、負荷に耐えられない「危房」となっている。
 
 *北側には窓は無く教室内は暗いが、電灯を燈す費用は無い。
 *窓ガラス、鉄板張りの入り口戸の破損等、現況はかなり厳しい。

 永合村の経済基盤は弱く、一人当たり年収は808元にとどまる。
 村の財政は多くの債務を負っており、校舎を改築する資金は無い。

[支援を希望する項目 ]
     小学校校舎の建設支援を希望する
        (面積750平方m、資金需要額52.5万元=700元/平方m×750平方m)

 *所見:全体の情況から見て、支援必要


永合小学校の現況写真−1