第58回 全日本特別支援教育研究連盟全国大会
第53回 関東甲信越地区特別支援教育研究協議会
令和元年10月17日(木)・18日(金)の2日間,第58 回全日本特別支援教育研究連盟全国大会・関ブロ埼玉大会が開催されました。大会テーマは,「志をもち,未来社会を自立的に生きる子供たち〜一人一人の教育的ニーズに応じる教育の充実を求めて〜]です。会場は,全体会・分科会会場を大宮ソニックシティホールに,授業参観・分科会を市内小中・特別支援学校を使用して行われました。 全国からたくさんの教育関係者が集まりました。 1日目には全体会がありました。開会式の後,表彰式があり,全特連功労者表彰では,新潟県からは,中川一之前県特支研副会長が表彰されました。 また,午後からは行政説明,さらには,全特連 明官茂理事長による基調報告が行われました。 |
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その後,全特連結成70周年記念シンポジウムが行われました。テーマは,「特別支援教育の未来を展望する〜新学習指導要領と特別支援教育の実践教育を通して〜」です。 明官茂理事長のコーディネートで,シンポジストの宮ア英憲様からは「インクルーシブ教育システムの構築を目指す学習指導要領改訂に伴う知的障害教育の課題」の観点から,松矢勝宏様からは「共生社会実現の立場から,障害者の自分らしいよりよい生き方の支援のためのキャリア教育の充実,そしてこれからの障害者の生涯学習の支援を考える」観点から,そして,黒澤一幸様からは「インクルーシブ教育推進の面から,支援籍の在り方と交流及び共同学習の将来の姿」の観点から話していただき,フロアを巻き込んでのシンポジウムが行われました。 |
2日目は分科会が開かれました。分科会は,学校経営,通常学級における特別支援,通級による指導・教科の指導・交流及び共同学習・キャリア教育など,全部で18分科会が大宮ソニックシティビルの各会議室に分かれて行われました。 新潟県からは提案者として,上越市立南本町小学校山ア 彰教諭,司会者として糸魚川市立大和川小学校丸山敦子教諭,妙高市立新井中央小学校小嶌恵美教諭,助言者として県教育庁義務教育課特別支援教育推進室疋田敦士指導主事から参加していただきました。 下記参照 |
県内の先生が分科会で提案発表をされました。
第9分科会「通常の学級における児童生徒の支援と授業改善」
分科会テーマ UDの視点を取り入れた発達障害のある児童への指導と授業改善
主な討議の柱 合理的配慮に対応した学習環境整備と指導 すべての児童生徒に分かりやすい授業の工夫 |
分科会の様子 ↓
提案者 上越市立南本町小学校 山ア 彰 教諭
「UDの視点を取り入れた発達障害のある児童生徒への指導と授業づくり」
〜「学ぶ楽しさ」「分かる喜び」が実施できる授業を目指して〜
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