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平成27年8月6日(木)・7日(金)は第49回全日本特別支援教育研究連盟関東甲信越地区特別支援教育研究協議会茨城大会が開催されました。
6日(木)は関東甲信越地区特別支援教育連盟理事会が開催されました。28年度に関東ブロック大会を主管する新潟県特別支援教育研究会 渡辺 徹会長が議長として議事を進めました。また,28年度新潟大会実施計画・予算等の説明は,浜田 尚新潟大会実行委員長が行いました。
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平成27年8月7日(金)は,筑波大学 筑波キャンパスを会場にして,第49回全日本特別支援教育研究連盟関東甲信越地区特別支援教育研究協議会茨城大会が開催されました。大会テーマは、「一人一人が輝き,豊かに生きる力を育む特別支援教育の充実を目指して」でした。大変に暑い日でしたが、関東甲信越地区から約1400名の教育関係者が集まりました。
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始めに、筑波大学大学会館を会場に全体会がありました。開会行事では、ご挨拶や前回開催地表彰がありました。そして,次期開催県である新潟県を代表して渡辺会長へ大会旗が引き継がれ,また,浜田実行委員長があいさつをしました。 |
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開会行事の後、筑波大学特別支援教育センター長・人間系教授 宮本 信也氏よる記念講演がありました。演題は「発達障害の理解と支援 〜特性と障害状態を分けて考える視点〜」です。
宮本氏は,発達障害の理解について,歴史的な背景や医療の面から話していただきました。また,発達障害をもつ児童の日常生活の観察から児童・生徒の特性を理解し,それを教育や支援にどう生かすかが大切であるとお話されました。そして最後には,発達障害のもつ特性を変えることはできないが,適切な指導を行うことで,児童・生徒の行動に変化を見ることができる。さらに,困り状態の児童・生徒を変えるのではなく,困っている状態が少しでも良くなるように周りが変わることであると話しくださいました。 |
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昼食をはさんで午後は分科会が開かれました。分科会は、学校経営、通常学級における特別支援、通級による指導・教科の指導・キャリヤ教育・高等部教育など、全部で18分科会に分かれて行われました。
新潟県からも提案者と司会者でお2人ずつ、計4名の方から参加していただきました。2つの発表会場は、たくさんの方々が参加され、発表者の提案に対して、多くの質問や意見が出され、活気ある会となりました。
下記参照 |